4cケスヴォルド　感想メモ

2017年10月12日 Legacy

ケスヴォルドは何が強かったのかを考える

デッキレシピ（一例）
クリーチャー：15
4:《死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman》
4:《悪意の大梟/Baleful Strix》
3:《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》
2:《トレストの使者、レオヴォルド/Leovold, Emissary of Trest》
2:《反体制魔道士、ケス/Kess, Dissident Mage》

呪文：22
4:《渦まく知識/Brainstorm》
1:《稲妻/Lightning Bolt》
2:《コラガンの命令/Kolaghan’s Command》
4:《意志の力/Force of Will》
4:《思案/Ponder》
1:《呪文貫き/Spell Pierce》
2:《致命的な一押し/Fatal Push》
2:《トーラックへの賛歌/Hymn to Tourach》
1:《悪魔の布告/Diabolic Edict》
1:《毒の濁流/Toxic Deluge》

プレインズウォーカー：3
2:《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》
1:《ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil》

土地：20
2:《島/Island》
1:《沼/Swamp》
2:《霧深い雨林/Misty Rainforest》
4:《汚染された三角州/Polluted Delta》
4:《沸騰する小湖/Scalding Tarn》
1:《Badlands》
1:《Tropical Island》
3:《Underground Sea》
2:《Volcanic Island》

サイドボード：15
2:《外科的摘出/Surgical Extraction》
1:《紅蓮破/Pyroblast》
1:《赤霊破/Red Elemental Blast》
2:《狼狽の嵐/Flusterstorm》
1:《呪文貫き/Spell Pierce》
1:《コラガンの命令/Kolaghan’s Command》
2:《湿地での被災/Marsh Casualties》
1:《毒の濁流/Toxic Deluge》
1:《反逆の先導者、チャンドラ/Chandra, Torch of Defiance》
1:《トーラックへの賛歌/Hymn to Tourach》
2:《突然の衰微/Abrupt Decay》

なぜ一例かっていうとメインボードに取れるカード、サイドボードに取れるカードがかなり広すぎるから。
ケス・レオヴォルドの枚数すら１～２枚で変動するし他のカード、採用されていないカードを含めて同様にメインサイドや枚数の微調整はメタとプレイングの好みで大分変わる。

まぁなんで強い勝手いうのを単純にいうと
「使用されているカードのスペックが全て高性能」
ということに尽きるのが特徴。

《意志の力》による後手スタート時の事故防止
《呪文貫き》《トーラックへの賛歌》などによる妨害
《渦まく知識》《思案》などによる高性能ドロー操作
《コラガンの命令》によるある程度の万能耐性
《トレストの使者、レオヴォルド》は高性能な妨害＋クロック
《反体制魔道士、ケス》は3/4飛行という十分なクロック性能＋高性能なカードを再利用できる最高クラスのクリーチャー。
そこに《ヴェールのリリアナ》《精神を刻む者、ジェイス》《反逆の先導者、チャンドラ》などで更に盤面をロックしていくため、非常に強力である。

簡単にいってしまえば、相手のやりたい事を防ぎながらこっちのやりたいことをやれれば勝ちになるデッキの頂点とも言える。

グリクシスで緑を切ってケスコントロールも使っていたが、単純に
①「死儀礼が緑と黒使える方が強い」
②「レオヴォルドが強い」
という２点だけで４ｃにする価値がある。
不毛されても死儀礼でマナだして～とかあたまおかしい事ができるのもやばいというか死儀礼が本当に強すぎる。

あとは《黄金牙、タシグル》も強かったが、正直なところケスと組み合わせているとオーバーキル気味だし、《墓忍び》《グルマグのアンコウ》といったほうが安定かと思われる。

あと《トーラックの賛歌》は多くてもいいと思うくらい強い。6マナからのケス賛歌はクソゲーまっしぐら。

4cレオヴォルドに比べて瞬唱などを減らす傾向にあるが、その分をケスが十分に補ってくれるため、普通の4cレオに飽きた人とかはぜひ組んでほしい。なんていうかケス出した後が気持ちよすぎて死ぬ。

デッキが強いから引きがよっぽど噛み合わない限りどんな相手にも勝てる。つまりやはり滝行などで徳を積んだ方が良い。MTGは修行。